国際大会追加種目候補案
この記事は「今年プレイしたゲーム Advent Calendar」6日目の記事です。
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国際的なスポーツ競技大会であるこの場は、陸上や水泳・サッカーと言ったメジャーなスポーツの選手を応援する場であると同時に、これまで触れる機会がなかったややマイナーなスポーツについて知り、興味を持つ場でもあると考えています。特に、2020年に控えた東京大会は私達日本人にとってスポーツに触れる身近で素晴らしい場になることは疑うべくもありません。
だからこそ、私達はこの大会の採用競技をしっかり議論する必要があるのではないでしょうか。私も拙いながら色々と考え、本日私なりのベストスポーツを提案させていただきます。
『Ski Sniper』
Steamで498円。
この競技は2017年に開発されたものであるため、まだ歴史が浅く、ご存知でない方もいらっしゃると思います。そこで、簡単にではありますが、この競技の概要を説明させていただきます。
まず、スキーヤーが滑走台を滑ります。この時、一度に2~4人が同時に滑ることもあります。
競技参加者は滑走台周辺にいくつか設置された狙撃ポイントから狙い、
撃ちます。
点数は主にスキーヤーの飛距離と銃弾の貫通した臓器、そして狙撃ポイントに設定された基礎点によって構成されます。これにより、点数は低いが狙いやすい場所で精密な射撃を行う、狙いにくいが点数の高い場所をあえて指定する、など様々な戦略が挙げられます。
カーリングはその戦略性から「氷上のチェス」と呼ばれていますが、この競技は「雪上の三目並べ」と称してもよいレベルの高度な戦略性が存在しているのです。
内臓の点数は細かく設定されています。例えば上の写真は心臓と肺を貫通していますが、心臓を貫通すると2000、肺を貫通すると600が入ることになります。国際競技であるため、内臓は全て英語で称されていますが、逆に考えるとこの競技に触れる子供は各臓器の英語名を覚えることができるとも言えるでしょう。昨今重要になっている子供の英語教育の助けになるのではないでしょうか。また同時に、この競技のプレイヤーは内臓の場所を正確に記憶しなければならないため、理科の勉強にも役立つと考えられます。
競技の概要は理解できましたでしょうか。それでは、次に競技をとりまくシステムについて話していきたいと思います。
この競技で重要となるのは、「銃」と「クスリ」です。しっかり狙撃できる銃と、しっかり狙うためのクスリを併用しなければ高得点を取ることは難しいでしょう。
ここで皆さんは思うはずです。ドーピングが大きな問題となる今、クスリを使っていいものかと。
逆に考えてみてください。ドーピングを合法にすればドーピングによる違反は存在しません。ドーピングによる失格が存在しない100%クリーンな競技が実現できるのです。論理的に筋の通った、非常に素晴らしい考えです。
銃やクスリは、競技プレイヤーがこれまで積み上げてきた得点を消費することで利用できるようになります。最初は銃のスコープ倍率や安定性が低く、高得点を出すどころか当てるのが難しいでしょう。しかし、それらを積み重ねていくことでより性能の良い銃へステップアップすることができるというこの制度は子供のコツコツ努力する能力に繋がります。子供の人格形成により良い影響を与えられるのではないでしょうか。
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総合的に見て、この競技は非常に高い水準でまとまった競技であると考えられます。現在においては人口に膾炙した競技であるとは言えませんが、それでも競技人口は増加しています。未来を考えたとき、この競技を追加種目にするのは決して間違いではないと考えられます。
どうかご一考よろしくお願いいたします。
何食べたらこんなゲーム考えつくんです?