杞憂の次

ゲームの感想とか書く

錬金術って難しい

この記事は今年プレイしたゲーム Advent Calendar」12日目の記事です。

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錬金術、それはモノを作り変える力。

プレイヤーは一人の錬金術の使い手となり、錬金術を操りながらストーリーを進めることになる。

 

アトリエシリーズだと思った?

 

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お  ま  た  せ

 

変態クリエイターZachtronicsの変態専用パズルゲーム『Opus Magnum』のお通りだ!

 

Zachtronicsは、パズルゲームを主に開発しているクリエイター。ここのパズルゲームは、主に2つの操作を必要とする――

・プログラムを組む

・ラインを作る

――以上だ!

 

このゲームは下の比重が大きい。「変成機関変態機関の間違いでは」と呼ばれる六角形のパネルに材料やアームを配置していくのだ。

しかし、ただ配置するだけでは何も起きない。アームを動かすにはコマンドチップを組み合わせてプログラムを組む必要がある。

アームたちを配置しつつプログラムを組み、プログラムに合わせて微調整を行い、これを繰り返して目的の物質を作り出す……これがこのゲームの内容だ。

 

これだけ聞くと難しそうに見えるし、実際簡単ではない。しかし、チュートリアルやステップアップがしっかりしているため、ルールや動きを理解するだけなら難しくないだろう。

 

このゲーム、そして同クリエイターのパズルゲームの特徴として、「解法が無限である」ことが挙げられる。特にこのOpus Magnumではそれが顕著だ。というのも、今作は他のゲームと違って盤面が無限に利用できるのである。

 

指定されたスペース内に詰め込む必要がないというメリットは、思う以上に大きい。例えば同じパズルでも、

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このような解法や、

 

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このように画面に入らないようなものまで色々作れるのだ。
 

 

それなら簡単にクリアできる、と思う方もいるだろう。そのために、こんなものが用意されている。

 

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各パズルには、ランキングが存在する。プレイヤーの解法を三つの観点から統計し、自分の解法がどの場所にいるのかを教えてくれるのだ。一度クリアした瞬間から、他のプレイヤーより高いスコアを目指して試行錯誤する終わりなきゲームの始まりだ!

 

もちろん、スコアに囚われる必要はない。自分の求める美しさを求めて試行錯誤する方向性でも良いのだ。なんといってもこのゲーム、アームや材料や盤面自体が美しい。更に自分の組んだ解法をGIFで出力する機能も兼ね備えている。自分の美しいと思った解法を出力し、無限に動くさまを見て悦に入る……これも立派な楽しみ方だ。

 

プレイを始めたら最後、あと1サイクル、あと1エリアを巡って眠れない日々が続くだろう。どうせ冬で外に出たくない日が続くなら、家の中でウンウン唸ってみるのも悪くないんじゃないだろうか?

 

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GIF画像いっぱい貼って楽しくなろうと思ったけどうまく読み込んでくれなかった……貼れそうだったらやり直すね……サイズ減らしてもなおアップロードに失敗するGIFの貼り方教えてソフィー先生……